17歳でバルセロナのトップチームに定着し、一気に注目を集めたアンス・ファティ。この記事では、デビューシーズン(2019/20)のファティのプレーを分析した動画をもとに、強みと弱みをまとめています。
ファティは、久保建英選手がバルセロナの下部組織にいた頃のチームメイトでもあります。久保選手は、バルサが18歳未満の外国人選手の獲得・登録ルールに違反して制裁を受けたことで、日本に帰国することになりました。一方のファティはそのままバルサに残り、下部組織からトップチームへと昇格していきました。
動画:ALL of ANSU FATI’s GOALS with FC BARCELONA(約18分)/提供:FC Barcelona
元の分析動画は、このサイトに埋め込んで再生できなくなってしまったため、FCバルセロナ公式チャンネルの、バルサでの全ゴール集を紹介します。
ファティについて詳しく知りたい方は、Wikipedia のアンス・ファティのページもどうぞ。
ファティの3つの強み
1. フィニッシュの精度
少ないチャンスを確実にゴールにつなげる決定力は、17歳とは思えないレベルです。シュートの場面では、コースの選び方と落ち着きに注目してみてください。
2. ボールの引き出し方・受け方
味方からパスを受ける前の動き出しが上手く、相手のマークを外してからボールを受けています。受けた瞬間に、次のプレーに移れる体の向きを作っているのもポイントです。
3. スペースの作り方
自分が動くことで相手の守備を引っ張り、味方や自分が使えるスペースを生み出しています。ボールを持っていない時間の動きにも注目すると、ファティの賢さがよく分かります。
ファティの2つの弱み
1. フィジカルの弱さ
当時はまだ10代で体が出来上がっておらず、体をぶつけられるとバランスを崩す場面がありました。
2. ファーストタッチの精度
最初のボールタッチが大きくなり、相手に寄せられてしまう場面も見られます。トップレベルの守備では、わずかなズレがボールを失うことにつながります。
とはいえ、当時はまだ17歳。弱みはどれも、経験を積むことで伸ばしていける部分です。
神童と呼ばれた2人のその後
バルセロナの下部組織で「神童」と呼ばれた2人は、その後それぞれの道を歩んでいます。この記事を更新した2026年10月時点では、ファティはフランスのASモナコ、久保選手はスペインのレアル・ソシエダでプレーしています。同じ下部組織で育った2人が、これからどんなキャリアを築いていくのか楽しみですね。
今日からできる練習メニュー
動き出しからのワンタッチシュート(2人/ボール数個/10分)
パートナーにゴール前へパスを出してもらい、受ける直前に一度相手から離れる動き(マークを外す動き)を入れてから、ワンタッチでシュートします。ファティの強みである「受け方」と「フィニッシュ」を一緒に練習できるメニューです。慣れてきたら、パスの出し手が合図をするタイミングを変えて、実戦に近づけていきましょう。
参考動画:ワンタッチでシュートを決めるための体の向きとタイミングを解説しています。
動画:One Touch Finish – Striker Tips Series/提供:IMG Academy
まとめ
強みと弱みを分けて見られるこの動画は、選手の見方を学ぶのにもぴったりです。好きな選手のプレーを見るときも、「何が強みで、何が課題か」を意識すると、自分のプレーのヒントが見つかるはずです。
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