サッカーをしていると、ついカッとなって我を忘れてしまうことがあります。この記事は、海外の一流選手たちが冷静さを失い、悪質なファウルや乱闘をしてしまったシーンを集めた動画を、2020年に紹介したものです。残念ながら元の動画は見られなくなってしまったため、その中でも特に有名な「ジダンの頭突き」の裏側を解説した動画を紹介します。
動画:Zidane headbutts Materazzi: The story behind the World Cup’s most shocking moment(約4分20秒)/提供:OneFootball English
世界一の選手でも、我を失うことがある
2006年ワールドカップ決勝、フランス対イタリア。延長戦の途中、フランスのジダンはイタリアのマテラッツィに頭突きをして、一発退場になりました。この試合はジダンの現役最後の試合で、チームもPK戦の末に敗れています。史上最高の選手の一人でさえ、一瞬の怒りで、キャリア最後の舞台を自分で終わらせてしまったのです。
元の動画には、1998年ワールドカップで、倒れたままのベッカムが相手を蹴って退場になったシーンなども入っていました。ところが、それすらかわいく見えるほどの悪質なファウルも、たくさん集められていました。
特にひどいと思った2つのファウル
ぺぺのファウル
倒れた相手を、そこまで蹴るのか――というくらい、何度も蹴り続けていました。ちょっとありえないキレ方です。
キーンの報復キック
どれだけ我を忘れても、絶対にしてはいけない危険なキックです。下手をすれば、相手の選手生命を終わらせてしまうほどの強烈な仕返しでした。
こうしたプレーは、マネは絶対にダメです。相手を大けがさせてしまうだけでなく、退場になればチームにも大きな迷惑をかけてしまいます。
今日からできる練習メニュー
イラッとしたときのリセット3ステップ(チーム/ミニゲーム/15分)
怒りを感じること自体は、悪いことではありません。大事なのは、怒ったままプレーを続けないことです。イラッとしたら、①ゆっくり息を吐きながら6秒数える、②ソックスを直す・すねを2回たたくなど、自分で決めた動作でリセットする、③「次!」と声に出して次のプレーに切りかえる、の3ステップを試してみましょう。練習では、コーチにわざと厳しい判定をしてもらうミニゲームを行い、イラッとするたびにこの3ステップを実行します。ふだんから練習しておくと、試合でも自然にできるようになります。
参考動画:「試合中にミスをするとイライラが止まらなくなる」という悩みに、メンタルコーチが答えている日本語の動画です。
動画:【Q&A】試合中にミスをするとイライラが止まらなくなり、試合になりません!/提供:藤代圭一のメンタルコーチング学
まとめ
一瞬の怒りで、試合も、相手の選手生命も、自分のキャリアも壊してしまうことがあります。熱くなるのはサッカーの魅力のひとつですが、冷静さを取り戻す方法を持っておくことも、上手な選手になるための大切な技術です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません