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両足を操る魔術師、サンティ・カソルラのスーパープレイ集とドリブルの3つのポイント

第43回ドリブル

難しいフェイントを使わないのに、スルスルとディフェンスを抜いていく。サンティ・カソルラは、そんな「いぶし銀」のドリブルで世界を魅了したスペインのミッドフィールダーです。この動画は、アーセナル公式チャンネルがまとめた、カソルラのプレミアリーグでの全ゴール&アシスト集です。

スペイン代表には、イニエスタやシャビといった名選手がそろっていたため、カソルラを詳しく知らない方もいるかもしれません。それでも、ドリブルの上手さでは世界のトップ選手に引けを取らない選手でした。2026年7月、41歳で現役引退を発表しています。

動画:The Little Magician! Every Santi Cazorla Premier League Goal & Assist(約14分40秒)/提供:Arsenal

2012年から2018年まで在籍した、アーセナル時代のプレーが収録されています。カソルラについて詳しく知りたい方は、Wikipedia のサンティ・カソルラのページもどうぞ。

カソルラのドリブル、3つの注目ポイント

1. 両足が使える(利き足は右)

カソルラ最大の武器は、左右どちらの足でも同じように蹴れることです。ドリブルでもパスでも、ディフェンスに取られにくい方の足を迷わず選べます。左右どちらへの重心移動も上手いので、相手の動きに合わせて、ドリブルの方向を自在に変えています。

2. 使うフェイントは3つだけ

試合で使うフェイントは、ほとんどがダブルタッチ、シザース、Vターンの3つです。中でも多いのがダブルタッチで、次の2種類を使い分けています。

  • ジャンプするように重心を移すダブルタッチ(相手が寄せてきたとき、懐を深く使ってかわす)
  • キックフェイントのようなダブルタッチ(相手が寄せてこないとき、蹴るふりで動かす)

相手が寄せてくるかどうかで使い分けるところは、とても勉強になります。

3. 斜め後ろへのドリブル

カソルラは、わざとボールを相手に見せながら、斜め後ろ(マイナス方向)へドリブルを持ち出し、相手の体勢を崩してから抜き去るのが得意です。ドリブルは前や横だけでなく、斜め後ろのスペースも使うものだと、改めて気づかされます。

今日からできる練習メニュー

2種類のダブルタッチ練習(1人/ボール1個・マーカー1個/10分)

2種類のダブルタッチ 1人/マーカー1個/10分A ジャンプ型①前へ②横へ③抜ける相手が寄せてきたとき軽く跳んで重心を移すB キックフェイント型①前へ②横へ③抜ける相手が寄せてこないとき蹴るふりをしてから横へ
図:2種類のダブルタッチ。相手が寄せてくるかどうかで使い分けます。

マーカーを相手に見立てて、2種類のダブルタッチを交互に練習します。1回目は、マーカーの手前で軽くジャンプするように重心を移し、インサイドで左右にボールを動かして抜けます。2回目は、蹴るふりをしてから同じように抜けます。左右どちらの足からでもできるように、両足で同じ回数ずつ行いましょう。

参考動画:ダブルタッチで抜けないときの原因と改善方法を、日本語で解説しています。

動画:【無双】ダブルタッチで抜けない人の原因・特徴と知っておくべき改善方法/提供:やまね@サカステ

まとめ

派手なフェイントを覚えなくても、両足の使い方と、少ないフェイントの使い分けだけで、ディフェンスは抜ける。カソルラのプレーはそれを教えてくれます。ドリブルで悩んでいる人にこそ、ぜひ見てほしい動画です。皆さんのドリブル技術向上のお役に立てれば幸いです。

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