ボールに一度も触らずに、目の前のディフェンスを抜き去る。この動画は、そんな「ノータッチ」のフェイントやスルーで相手をかわしたプレーを集めたものです。
ドリブルをしていると、「ボールに触らずにトップスピードで相手を抜けたら、どんなに楽だろう」と思うことはありませんか。そんな悩みを解決するヒントが詰まった動画です。
動画:The Art of Dribbling Without Touching the Ball(約10分)/提供:All Football
ボールに触らずに抜く4つの技
動画では、主に次のような技が使われています。どれもボールではなく「体の動き」で相手をだます技です。
1. ボディフェイント
上半身を左右どちらかに大きく傾けて、行くふりをしてから逆に抜ける技です。相手の重心が動いた瞬間を逃さないことがポイントです。
2. シザース・ステップオーバー
ボールの周りで足をまたぐ動きで、相手にどちらへ行くかを読ませない技です。またいだ足と逆の方向に抜けるのが基本です。
3. キックフェイント
シュートやパスを蹴るふりをして、相手が足を出したりブロックに入ったりした瞬間に、切り返して抜けます。
4. スルー
味方からのパスを、あえて触らずに体の横や股の間を通します。相手は「ここで止める」と思って寄せてくるので、そのまま置き去りにできます。
ノータッチで抜くのが上手い選手
ルイス・スアレス:スペースを空けてスルー
スアレスは、前線から下がってパスを受けるとき、わざと自分の背後のスペースを空けておき、ボールをスルーして相手をかわすのが得意な選手です。周りの状況を把握する力と、ディフェンスを欺くアイデアを兼ね備えています。「サッカーIQ」というものがあるなら、かなり高い数値をたたき出すのではないでしょうか。
ネイマール:ステップオーバー
ボールに触らずに相手を抜くのは、南米の選手が特に上手いと感じます。中でもネイマールは、上半身のフェイクと下半身のなめらかな動きを連動させるのが天才的です。
ポジションに関係なく見てほしい理由
この動画は、攻撃の選手だけでなく、サッカーをしている人全員に見てほしい内容です。ディフェンスの選手にとっては「どんな動きにだまされやすいか」を知ることができ、守備の対応にも活かせます。
今日からできる練習メニュー
ボディフェイント1対1(2人/ボール1個/10分)
攻撃側はボールを足元に置いたまま、ボールに触らず上半身の動きだけで、守備側の重心を左右に動かすことを狙います。守備側の体が傾いたら、その逆方向へ一気にボールを運んで抜けます。最初は守備側にゆっくり動いてもらい、慣れてきたら本気で守ってもらいましょう。
参考動画:ボールに触らずに相手を抜く5つの技を、実演付きで解説しています。
動画:Beat defenders WITHOUT TOUCHING THE BALL/提供:Unisport
まとめ
ボールに触らなくても、体の向きや目線、蹴るふりだけで相手は動きます。動画で気になったプレーを見つけたら、止めて「相手がどの瞬間にだまされたか」を確認してみてください。皆さんの技術向上のお役に立てれば幸いです。
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