【約10分30秒の動画です。】
ベッカムのレアル・マドリード時代の秀逸なパスを集めた動画です。
今更ですが、すごいですね。
世界一、かっこいいだけではなく、
世界一、キックも上手い。
サッカー史だけではなく、
50年後、世界史でも登場するぐらいの人物なのではないでしょうか。
私は、この動画を見て、すっかり魅了されてしまいました。
自陣から敵陣の奥深くまで届く、
精度の高いロングボールは、
ディフェンスにとって脅威以外の何者でもないですね。
理由は簡単で、ディフェンスが整っていない上に、
広大なスペースもある。
ここに1対1では、勝つことのできない能力の高いストライカーが加わると、
守りようがないです。
ベッカムの注目ポイントは3つあります。
1.広大な視野
2.キックの種類
3.プレスができない場所からの精度の高いパス
1.広大な視野
デ・ブライネの時と同じです。
どこにポジショニングしていても、
最初に、一番ゴールに近い選手を見ていますね。
2.キックの種類
ベッカムは、右足ロングキックを蹴る時、
3種類の球種を使い分けて蹴っています。
カーブ→インサイド
ストレートに近いカーブ→インサイドとインステップの間
ストレート→インステップ
これらが全て足を大きく振るフォームで、かつ正確に蹴れる。
体のバランスを保つ軸足が、
人並み外れてしっかりしているのだと思います。
3.プレスができない場所からの精度の高いパス
ベッカムは、ディフェンスがプレスができない位置、
自陣の深いポジションからも躊躇なく、ロングパスを出しています。
レアルに錚々たるフォワードがいたから、
自信を持ってできることだとは思います。
ディフェンスは、まさかボールが来るなんて、
予想していないので、慌てています。
一時期、ショートパスを繋ぐバルセロナの様なサッカースタイルがもてはやされましたが、
条件が揃っていれば、ショートパスを繋がなくても、
パス一本で、試合を変えてしまう。
あまりに効率がいいので、
それも戦術としては、ありなのかな。と思えてしまいます。
この動画を参考にして、
皆様のパス技術向上のお役に立てれば幸いです。
それでは、また次回、お会いできることを楽しみにしております。
(*- -)(*_ _)ペコリ